キリンリキのしっぽのアレが考える

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ようこそ! キリンリキのしっぽには小さな脳がありますが、そんな不思議なしっぽが一生懸命に何かを考えている…そのような眼差しで見て頂ければ幸いです

アキ・カウリスマキ作品の魅力とは何だろう?

こんにちは! ブログ主です(._.)<moimoi!

 

 

皆さん映画は好きですか?

 

私は大好きです。

 

 

古い映画を中心に、気に入った映画を何度も観直しています。

 

映画が好きな方は「この監督の作品なら間違いない!」

 

と、思える映画監督が一人や二人いますよね。

 

 

今回は、ブログ主の中で数少ないそう思える映画監督

 

アキ・カウリスマキ監督の魅力を考えていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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アキ・カウリスマキ監督は、北欧の国であるフィンランド出身です。

 

フィンランドと言えば何を思い浮かべますか?

私はフィンランドと聞くと、スキージャンプや国民がサウナ好きということを思い浮かべます。

 

 

フィンランドという国について軽く説明すると

 

人口は約500万人 スオミと呼ばれこともあります。

 

フィンランド語は世界でも習得するのが難しい言語の一つ

 

日本で過去に行われていた、ゆとり教育に近いシステムを導入し、質の高い教育が実施される国

 

男女平等が進み、政治家の汚職率が非常に低い

 

ノキアなどの大手企業が立地し、世界でも優秀な産業形態を保っている

 

家には必ずサウナがある

 

ウィンタースポーツの強豪国  など

 

 

 

世界的に見ても人口が少ないながら、で質の高い生活を国民が送っていることが分かります。

 

しかし過去にフィンランドでは大きな不景気がありましたが、国民全員が一致団結して不景気を乗り越えた歴史があります。

 

 

 

 

 

アキ・カウリスマキ監督の作風

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©Sputnik Oy

※画像は2011年に公開された「ル・アーヴルの靴みがき」。フランスが舞台で、不法移民の少年を助ける話です。

 

 

アキ・カウリスマキ監督作品の特徴として、登場する人物が失業者など、傍から見たら

 

人生が上手く行っていない庶民 が多く登場します。

 

例えば

暴漢に襲われて記憶を無くし、浮浪者になった男性

揃って同時に失業してしまった夫婦

マフィアのせいで、何もかも失ってしまったショッピングモールの警備員

貧乏な靴磨き職人

 

 

このように、言葉は悪いですが社会の底辺に属する人間を題材に、映画を撮る監督です

 

 

 

また、劇中に登場する人間は無表情なことが多く、滅多なことでは笑いません。

 

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※不法移民の少年を家に匿う主人公 無表情ですがカウリスマキ監督作品には独特の優しさや温かさが存在します

 

失業など、理不尽なことが起きても激しく暴れることはなく、現実を受け止める登場人物が多い印象を受けます。

 

 

カウリスマキ監督の映し出す映像は

国籍 人種 性別 身分 関係なく

 

平等に一人の人間として移し出します。

 

監督のカメラは、人間の汚い所をフィルターに掛けて、人間の本質を抽出しているような感じです。

 

世界的に見ても、そういった技術を持つ映画監督は少ないと思います。

 

 

 

 

 

また人間の人情を感じさせる描写もあります。

f:id:kiitosgirafarig:20170627185707j:plain※不法移民の少年を捉えようとする刑事(右)と主人公

 

2002年に公開された「過去のない男」では、出稼ぎに都会に来た主人公が暴漢に襲われて記憶喪失になってしまいます。

名前も分からず仕事にも就けない男は、食堂で使い古したティーパックでお茶を飲んでいると、食堂のおばさんがスッとご飯を出してくれました。

 

 

ル・アーヴルの靴みがき」でも不法移民の少年を助けるために、主人公と知り合いたちが見返りを求めず、少年のために行動を起こします。

 

 

カウリスマキ監督作品の登場人物はどうしようもない位に貧乏で、社会の底辺かもしれません。

 

しかし心まで貧乏ではなく、現代を生きる私を含めた人間が忘れてしまった美しい心を持つ人物が多く登場するのです。

 

 

カウリスマキ監督はそのような人間が、人情によって小さな幸せや大切な事柄を見つけるような話を作るのが非常に上手いことも、私がカウリスマキ映画を見る理由ですね。

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※普段は気づかないちょっとした幸せの大切さを感じさせてくれます。

 

 

 

アキ・カウリスマキ監督を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

 

残念なことに、2017年に公開された「Toivon tuolla puolen」で映画監督を引退することを発表したそうです。

 

本当に残念ですが、これからもアキ・カウリスマキ監督の作品を見続けていきたいと思います。

 

 

 

また、少しでも多くの方がカウリスマキ監督に興味を持ってもらえたら良いですね。

 

 

 

それでは失礼します(._.)<Nähdään!