キリンリキのしっぽのアレが考える

キリンリキのしっぽのアレが考える

ようこそ! キリンリキのしっぽには小さな脳がありますが、そんな不思議なしっぽが一生懸命に何かを考えている…そのような眼差しで見て頂ければ幸いです

ミュージカル映画→苦手 サウンド・オブ・ミュージック (1965)→好き

サウンド・オブ・ミュージック(1965年) 監督 ロバート・ワイズ

 

サウンド・オブ・ミュージックミュージカル映画の名作として、もう評価され尽くしている作品です。ですからレビューではなくて、この作品で私が感じたことを少しだけ

 

私は映画鑑賞が好きですが、もちろん苦手なジャンルの映画もあります。任侠や青春映画、時代劇、ファンタジー、そしてミュージカルが苦手なのです。

ミュージカルについては映画以外もダメで、演者さんは素晴らしいと思う一方、大袈裟な演技がどうにも合わない

 

ミュージカル映画の多くが突拍子もなく歌い始めますし、何も疑問に思わず街中の住民が笑顔で主人公につられて歌いはじめる…

歌で世界が平和になるといったテーマ性も考えようで、いきなりミュージカルが始まるのも視聴者にとって恥ずかしいのです。

 

学校などで授業の一環としてミュージカル映画を観た日には、歌い始めた主人公たちに恥ずかしくて「早く帰りたい」と思う始末。曲自体もただ表面的な歌詞を並べただけの物が多くて好みになれそうにない

そんなこんなでミュージカル映画に対してアレルギーのような状態になっていました。

 

そんな時、サウンド・オブ・ミュージックをレンタルする機会がありまして…

視聴した所、映画としてかなり完成度が高いこと以外にも、私が最も評価したい要素は、良い曲ばかりでミュージカル映画独特の恥ずかしさが無いことです。

 

f:id:kiitosgirafarig:20171130092353j:plain©2011 Twentieth Century Fox Home Entretainment LLC.All Rights Reserved.TWENTIETH CENTURY FOX

冒頭から大自然が映し出されて壮大な映像に見入るし、楽しそうに歌うマリアもバカバカしくなくて素敵。この作品を紹介するかのように、美しいオーストリアの風景のバックで流れる音楽が良い。特に「私のお気に入り」が大好きです。

 

戦時中のナチスドイツによる緊張感が高まるオーストリアが舞台ですが、歌によって平和を願う心が本気で伝わってきますし、トラップ一家オーストリア人、平和を願う人たちが合唱する「エーデルワイス」は「歌によって戦争に対する意識が変わるのでは」と生まれて初めて思えたシーンなのです。

 

f:id:kiitosgirafarig:20171130093042j:plain

f:id:kiitosgirafarig:20171130093102j:plain

 

すっかりサウンド・オブ・ミュージックの虜になって映像ソフトを購入。何回も繰り返し視聴していますが、観る度に感動します。

ロバートワイズ監督作品に共通する「気品」も映像から感じますね。

 

サウンド・オブ・ミュージックの監督であるロバートワイズ氏は、ホラー・SF・戦争など多ジャンルの映画を撮った方ですが、どの作品も素晴らしい傑作です。

未知の病原体と研究者の攻防を描いた「アンドロメダ・・・」

人類と宇宙人のコンタクトを丁寧に描いた「地球の静止する日

巨大な館を舞台にしたホラー「たたり」では、目に見えない存在に対する恐怖をカメラワークや人物の心理で分からせる手法は見事です。

 

 

ワイズ監督作品ではありませんが、ヴォルフガング・リーベンアイナー氏が1956年に監督された西ドイツ映画「菩提樹」も観てみたい!

サウンド・オブ・ミュージックよりも先にトラップ・ファミリー合唱団物語を映画化した作品。非常にきになります!

 

 

ミュージカル映画が苦手な方は多いと思います。サウンド・オブ・ミュージックは、そんな方の視聴に耐えうる映画ではないでしょうか