キリンリキのしっぽのアレが考える

キリンリキのしっぽのアレが考える

ようこそ! キリンリキのしっぽには小さな脳がありますが、そんな不思議なしっぽが一生懸命に何かを考えている…そのような眼差しで見て頂ければ幸いです

ふら・ふろ

 

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※引用 株式会社芳文社 ふらふろ1 カネコマサル 第1刷 P2~3

【タイトル】 ふら・ふら

【巻数】   全3巻

【作者】   カネコマサル

【情報】   カネコマサル (@MSL666) | Twitter

【連載誌】  まんがタイムきららキャラット ※現在連載終了

【形式】   1ページ漫画

 

【関連ワード】

アパート 管理人 のんびり アナログ 登場キャラ少数 日常 貧乏

 

 「萌えまんがの部屋」様に投稿した第1巻のレビュー

 

 

 

【ふら・ふろ ってどんな作品?】

お世辞にも立地環境や建物設備が良いとは言えないアパートの管理人

元気いっぱいトラブルメーカー「ハナ」と、そんなハナをツッコミつつ家計を担う「ナツ」の2人が主人公です。

 

貧乏ながらも楽しい日常生活が映し出される作品で、同アパート住民たちとの関わりや、アナログ的な作風が特徴となります。

 

 

 

【アナログ的な描写】

「アナログ的」というのも、ハナとナツは極貧なため様々な工夫をして遊びを見つけていく姿が良い感じ。

例えばヨーグルトの空きビンで風鈴を自作したり、正月には卓球のラケットで羽根つきをしたり…、登場人物たちの日常生活が手作り感満載なのです

 

同アパートの住人で師匠とよばれる幼女や、不幸属性持ちのアオとの交流もアナログ的で手作り感がある。だけど、それぞれのキャラクターが楽しそうに生活する姿を見ると元気がでますし、外で健康的に遊ぶ皆が素敵です。

 

アナログ的な生活ですが、ハナとナツを中心に人間関係は良好ですし、極貧だからといって人間性がダメなわけではない。

むしろ、登場キャラたちの生活は質素でシンプルですが、もの凄く生活が豊かで充実しているように見えるのですね。

 

ゴチャゴチャした情報社会で疲れてしまう現代のアンチテーゼ…、という難しい作風でも無い気がします。

ゆっくり・のんびりに見える作風は限りなく自然に映るし、そんなの関係無く彼女たちの素朴な生活を見守るだけで落ち着きましたね。

 

 

 

【1ページ漫画】

ふら・ふろの特徴として1ページ構成の読みやすい作品です。

このような1ページ構成の作品はありそうで少ない印象があります。ブログ主は本作読んで、1ページ漫画がもっと増えてほしいと思いました。

 

4コマ漫画が日常作品における主流のようですが、1ページ構成も日常作品と相性が良いし、もっと流行ってほしいですね。

 

 

 

【空気の綺麗さを感じる】

ふら・ふろ全体を通して人間関係の温かさも感じます。

また、春夏秋冬のイベント・普段の生活を含めて素朴さが魅力だと思いますし、のほほんとしたデザインや作品の世界観からも、何気ない景色が透き通って綺麗に見えます。

 

飛行機雲、朝焼け、暗い道を照らす街灯、ぽつぽつ降る雪

そのような景色の一つひとつが「ふら・ふろ」独自の綺麗な空気を出しているのです 

 

1巻毎に春夏秋冬がゆったりと過ぎていく。

何だかそっと評価され続けてほしい……そんな作品ではないでしょうか。