キリンリキのしっぽのアレが考える

「星川銀座四丁目」や「楽園の条件」 【萌えまんがの部屋】様


多彩なアプローチで萌え系マンガのレビューが掲載されている「萌えまんがの部屋」様に特集を書かせて頂きました。

 

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最初は2017年に新装版が発売された玄鉄絢先生の星川銀座四丁目』、森島明子先生の作品『楽園の条件』をメインに、両作品が年齢差・女性同士によるカップリングが描かれていることからも相性が良いと考え特集を組む予定でした。

記事を投稿するにあたって、一つの見出しにしか過ぎなかった『百合とガールズラブに言葉以上の違いはあるのか?』から内容を広げていただき、メインとして百合とガールズラブの違いを読者と一緒に考える形の特集記事となりました。

 

 

特集内にも記載しましたが、ブログ主は現存する百合・ガールズラブをテーマとする作品をすべて読了した訳ではありません。

ですから「何でこの作品がないの?」などと思われてしまうのは仕方がないことで、「こんな作品があるよ!」と読者の方々が言って下さると、様々な作品に気づけるので非常に有難いです!

全国津々浦々、または世界中にガールズラブを愛するユーザーが存在し、様々な女性同士の関係性を描く素晴らしい作品たち、そのような作品を生み出す作家さんにも頭が下がる思いです。

 ブログ主は社会人女性と女子学生など年齢差があるカップリングが好きで、『楽園の条件』を含めて森島先生の作風は合います。

 

特に『楽園の条件』で好きな話が「20乙女×30乙女」です。

三十路の予備校講師である圭子先生と生徒で二十歳の笑美、10歳も年齢が違うため、圭子先生はピチピチの笑美に圧倒される所が面白い。

また、年齢差からの不安はあるけれど、笑美のことを一生懸命に理解しようとする圭子先生に萌えてしまった…。

 

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引用 森島明子 『楽園の条件』 株式会社一迅社 第3刷 P84

年齢差の関係では、年下キャラよりも圭子先生のように年上キャラの言動や行動に萌えることが多いです。きっとそんな読者は多いのではないでしょうか。

 

確かに萌え系と呼ばれる作品ではないのかもしれないけど、年齢差から来るギャップ、お互いを理解しようと奮闘する姿、圭子先生のように笑美のためなら必死に理性を保とうする姿も素敵だなと思いますし、2人の関係性に萌えるのです。

 

私が百合やガールズラブ作品にふれたいと思う理由は、まさに圭子先生と笑美のような関係性から来る萌えを感じたいからではないかと、今回の特集をきっかけに知ることができました。

 

可愛らしい女性同士がただイチャイチャするだけでは何かが足りず、そのような2人の距離や関係が描かれた作品が好きです。

百合とガールズラブの根本にあるのは、圭子先生と笑美みたいな関係により、お互いを理解し合うことで大切な存在になっていくこと。そんな描写は大変美しく、また描くことが非常に難しいのではないでしょうか。

 

うれしいことに、昨今では百合やガールズラブが一般の方にも知られるようになりました。

アニメでも1クールに1つは百合枠があるし、たとえ百合がテーマでなくても女性同士のふれあいを描いたカットがある作品も良く見かけます。

 

そんな環境の中で、少女セクトのように肉体関係も描かれた作品を紹介するのは悩みました。

しかし、多種多彩な作品に触れて頂くことで百合とガールズラブの違いを考える視野が広がりますし、「こんな作品があるのか…、でも自分には合わなそうだから読まない」と思ってもらえるだけで良いと考えています。

 

難しいテーマではありましたが、自分自身のあやふやだった百合・ガールズラブ違い関わらず、女性同士がテーマの作品について認識を確かなものに出来たと少しだけですが感じています。