キリンリキのしっぽのアレが考える

せーしゅんのヒカリ!

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まんがライフ2018年4月号 あづま笙子先生の読み切り

「せーしゅんのヒカリ!」

 

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ヌコを抱いているのが本作の主人公「島谷ひかり」ちゃん

 

※ネタバレあり

 

幼い頃に憧れた男性が現在では様変わりしてしまい理想と現実の違いを見せつけられる。あんなに爽やかで優しそうなお兄さんだったのに、ぼさぼさ頭で無精髭を生やしす引きこもりのおじさんになっていたというorz

 

年を重ねることで得られるものと失うものがありますが、憧れていた人物の変貌が最も精神的にきてしまいますよね。

例えば、同級生と久しぶりに再会したらチャラチャラして あの純粋に遊んでいた頃とは違う人種になっていた時はちょっとショックです。しかし、実際に会話をしてみると「あの時と同じだ…」と思うこともあってノスタルジーを感じる。

 

「せーしゅんのヒカリ!」でも、中学生に成長した島谷ひかりちゃんが、大学生となった「えーちゃん」に会いますが、最初は「誰…このおじさん…」とドン引きしてしまう。だけど、少しづつえーちゃんと会話をしていく過程で幼い頃に感じた優しさを垣間見る。そしてキュンとしてしまう島谷ひかりちゃんが非常に可愛らしい。

 

5年間で様変わりした大学生えーちゃんは、部屋の中がゴミだらけで小汚い容姿。一見、肉体的にも精神的にも堕落してしまったように見えますが、突然訪ねてきたヒカリちゃんにも優しく接していましたし、まだ全然救済できる引きこもりですねこれは

 

私も経験がありますが、引きこもり中に長い間会っていないにも関わらず、同級生が訪ねてくるイベントが発生したことがありました。

正直言って「勘弁して!」と思いましたし、えーちゃんのように人と接したくないから引きこもっているのであって、恥ずかしいし、自分の変貌を見せて何も知らない同級生を失望させたくないと考えますよ…

 

えーちゃんだって変貌した自分をヒカリちゃんが見て「こんな自分をどう思うだろうか…」と頭の隅で考えたであろう。ですから少しえーちゃん側のことを考えて胃が痛くなりましたw

そんな変わり果てたえーちゃんを見ても好きな気持ちは変わらなかったヒカリちゃんは聖人かな? しかも女性の影があれば恋を諦めようともしていた。

本当に好きだという気持ちが伝わりましたし、良い子すぎるよ…

 

 

あづま先生が描く男女の関係はやっぱり可愛らしくて素敵ですね。

 

今回は

◆未来が閉ざされつつある半ひきこもり男性

◆中学一年生でこれからの未来に希望や期待がいっぱいの島谷ひかりちゃん

 

という年齢差よりも両者の対比も面白かったですね。

 

これから2人がどうなっていくのか…、関係性は進展してくのか非常に気になるところですが読み切りです… 面白かったので続きが読みたい…

まだ自覚はないけれど、えーちゃんにとって島谷ひかりちゃんの存在が希望の光になっていくのかな?

 

あづま先生の作品は2018年3月に単行本「ぷらんつ・がーる」も発売されるので楽しみです

 

早く読みたい!