キリンリキのしっぽのアレが考える

あたしの家庭教師がショタなんだけど

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【タイトル】あたしの家庭教師がショタなんだけど

【作者】くりもとぴんこ

 

【関連ワード】

ギャル×ショタ ラブコメ ザッピング 家庭教師

 

 

【感想】

天才小学生(夕月要)がフリーターギャル(須崎水緒)を家庭教師するラブコメ

 

11歳でIQ200の天才小学生と20歳でおバカなフリーターギャル。

組み合わせからも「おねショタ」作品ですが、小学生の要視点とギャルの水緒視点とで異なる描き方がされているザッピング方式に注目しました。

 

たとえば

ギャルの水緒視点において、水緒に対して厳しい態度をとる要君も、要視点になると本当は水緒に好意を抱いており内心はドキドキしている。

そのような一つの場面で二度おいしい作風と、「あの要君の行動は、実はこんな理由があったのか」といったパズルのピースが繋がっていく要素もあり「なるほどな~」と思いました。

 

ザッピングによる両者の心情を映し出す効果は絶大で、素直になれない要のピュアな部分、そんな要を水緒がどう思っているかを双方から確認できること。

ブコメ特有のすれ違いといった、相手の一方的な感情でキャラクターが傷ついてしまう要素など、読むのが辛いと感じてしまう描写が存在しても相手側の視点があるから納得できる展開が生まれると思います。

だから本作の違う視点で異なる読み方ができるのは素晴らしく、この描き方を大いに支持したいです

 

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引用 あたしの家庭教師がショタなんだけど1 くりもとぴんこ 株式会社KADOKAWA 初版 P34

 

ザッピング方式だけが本作の魅力ではありません。

 

水緒はお兄さんに気に入られたいから大学入学を目指し、水緒のことが好きだけど一生懸命に勉強を教える要。

要が可哀そうに感じますが、お互いがちょっとした表情にときめくシーンと不器用ながらもイチャイチャしだすところが良かったです。

 

「あば〇れ女!」

「こんな問題もわからないとか脳みそ入ってんの?」

と罵りながらも要は好きで家庭教師をしていますし、心の声からも水緒のことが好きでたまらないことが伝わりました。

 

年齢差ラブコメの醍醐味といいますかね…、ノーマルなラブコメ作品で感じることが難しいイチャイチャは やっぱり素敵!

 

 

しっかし…

 

水緒が13歳時はあんなに純粋そうで可愛かったのに…

高校デビューとは恐ろしいもので、自分が変われるチャンスでもあるわけですが失敗もしやすい。

 

まぁ、世の中のギャルが最初からギャルなわけがないよね 

 

今まで「ギャルは怖い」「ギャルに関わるとロクな目に合わない」と考えていましたが、最近になってお姉さんギャルの良さに気づいてしまったorz

 

おねショタ映えもするし

本作の水緒ちゃんもそうだけど、ギャル風の人物はアニメやゲーム含めて優しい性格で描かれることが多いと感じます。

 

お姉さんギャルって素敵です!