キリンリキのしっぽのアレが考える

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一挙手一投足に感動できる人物なんて、そう簡単に存在するはずがありませんが

何かを必死に考えて、幼い頃から一生懸命に努力を続ける…。そして最高峰の実力世界で成績を残し続けることは並大抵のことではない。ましてケガをせず、異国。挑戦するのは良しとして、ダメだったら居場所の良いところへ戻る人も多い中、形は違えど試行錯誤を繰り返し、誰よりも真剣な姿勢がリスペクトされ続けています。

それは同僚だけではなく、応援するファンにも言える。熱心に応援を続けるファンが日本でも注目されますが、どんなに遠くて費用が掛かろうとも、成績が振るわなくても応援を続けています。彼女を観ていると本当のファンとは、このような人を言うんだろうなと。

選手とファンでは間に見えない壁が存在するはず。しかし、特別な絆が生まれており、選手としての能力もだけど、一人の人間として尊敬できるからファンで居続けていると思います。

「いつも真剣な彼の邪魔はできない」

そんな選手を尊重して理解しようとする。何かを応援する場合、応援することや評価を下す人間が偉いと思いがちですが、そうはならず、熱心に応援する姿がファンの鑑。日本のファンも彼女から学ぶことがたくさんあるはずです。

 

 

彼の発言する言葉の数々に、日本のマスコミを含めて「哲学的」で難しい考えをもっていると思われていますが、無駄に思えることでも良く考えて発言していると感じますし、非常にシンプルで誰もが共感できる。だから説得力が生まれますし、決して特定の人物に向けた事柄や自分を満たすだけの哲学ではないでしょう。小さな子から大きな人間まで、そして国籍関係なく立ち振る舞いや考えに感動できるのです。

 

活躍により、誰もが忘れてしまいそうになっていた偉人の偉大さを再確認させてくれる。誰も到達できなかった領域に踏み込んで、漫画や映画でも描くことが難しいことを実際にやってのける。そのような偉業は、決して天才だからできたわけではなく、人一倍の努力や多くの失敗があったからこそと本人も発言しています。

「自分は天才ではありません」

「誰もが自分のようになれる」

なんだか、ひた向きに取り込む姿勢、態度、考え方。立場が違う人間でも上手に生きるヒントが隠されている気がして目頭が熱くなりますね。

 

素晴らしい成績を残した選手であると同時に、その人の言動や行動を見るだけでも勉強できる。一挙手一投足に何かを感じ取り、視聴者である私も意味を考えようとする。

 

考えれば考えるほどに素晴らしい選手、人間だと思います。