キリンリキのしっぽのアレが考える

もう一度観たいです

BSなどでたまたま視聴した映画が心に残ることがあり、録画しなかったことを後悔しまくりですorz

映像ソフトを購入したくても、そのような作品に限ってプレミア価格がついている…。レンタルで借りれたとしても、数年後、再び借りようとレンタル店に行くとお目当てのDVDが撤去されたりします。

 

いつ廉価版の映像ソフトが発売するか分かりませんし、いざ発売しても、その時には購入意欲が薄れている・作品のことを忘れてしまって購入タイミングがつかめないことがあります。しかも気付いた時にはもう遅く、プレミア価格がまたついてしまう…。

 

忘れない・記憶にとどめるためにも、一度視聴したものの映像ソフトを購入したい作品を少しメモに残したいと思います。

 

※ネタバレあり注意

 

 

M (1931)

フリッツ・ラングと言えばSFの古典的名作「メトロポリス」が有名ですよね。

「M」はラング監督初のトーキー(音声付)の映画で、幼い少女ばかりを狙った残虐な殺人事件を軸に、犯人の異常な行動、警察とギャングまでもが犯人に影響され翻弄される物語となります。

 

この作品で驚かされたのが、卓越したカメラワークと演出です。劇中最初に少女が柱に向かってボール遊び(壁あて)をしているのですが、その柱のポスターには少女を殺した犯人の情報と懸賞金が書かれており、スッと犯人である男の影が現れる…。

セリフではなくて、ポスターの文字と犯人の影だけで視聴者に情報を分かりやすく与える。巧みな演出によって物語に自然と入っていけました。

 

警察たちは犯人を追いますが、指紋鑑定や警察署の中がタバコの煙でモクモクと真っ白だったことも印象に残っています。また、犯人のせいで仕事ができないギャングたちと警察の攻防も面白かった記憶がある。

 

罪のない純粋な少女を殺した犯人が捕まり、我が子を殺された親たちの前に現れますが、ここでも犯人の異常性が見れる。母親たちは「殺せ」と絶対に許さない姿勢を見せますが、犯人は精神分裂や人間としての権利を盾に言いくるめる。

1931年制作ですが古さは感じず、物語に没頭してしまった映画です。

 

 

 

サン・ロレンツォの夜 (1983)

第二次世界大戦のさなか、イタリアが舞台の作品

ドイツ軍に包囲された村からの脱出と、連合軍との合流を求めて危険な道中を行く一団の様子が描かれています。

 

作品の特徴として、一人の少女の視点で物語が描かれているところです。ですから少しファンタジー的なシーンもあります。

しかし、敵対するファシストは、同じ村で家族同然に育った親しい人間も多く、顔見知り同士が殺し合う異常な環境なんですね。

その影響からか、劇中終盤に麦畑?で逃げてきた一団とファシストの争いが描かれるのですが、両団体のメンバーが怪我をしており、一瞬自然とお互いが手を取って助け合おうとしますが、数秒で我に返って殺し合いを再開するシーンがあります。

 

また、泣き叫ぶ子供さえもあやめるシーンがあって、戦争の異常性が垣間見れるのです。血しぶきはなかったのですが、ちょっとトラウマになっています…。さらには、初老の男女のラブシーンもあって、視聴後に良くも悪くも頭から離れず困ってしまいましたorz 

少し前にBSで途中から観たので、チャンスがあれば最初から観たいですね

 

 

 

 

白熱 (1949)

凶悪な犯罪集団で、ギャングのリーダーがマザコンで非常に残忍。

異常的な性格から味方にさえ恐れられるギャングのリーダーと、そのギャング団で潜入捜査をする捜査官。両者の攻防の緊迫感が凄かった

ザコンで残虐なリーダーを演じた「ジェームズ・キャグニー」の演技が気持ち悪いくらい素晴らしく、収容所の食堂で母親の死?(うる覚えのため別の理由かもしれない)で発狂するシーンなんかは、これが映画であることを忘れるくらいリアルでした。

 

潜入捜査を続ける捜査官「ファロン」が、リーダーを含めてギャング団の中で信頼を得ていく姿がテンポよく描かれいます。バレるからバレないかの瀬戸際に立ち続ける姿からもハラハラしっぱなしで、ガスが入ったタンク置き場での最後の決闘も、当時の映画としては大スケールでド派手な演出に驚きました。

 

BSでは繰り返し再放送している作品で、私もHDDに残していたのですがHDDの不調でデータが消滅してしまいました。こちらの作品も再放送や映像ソフトの購入を考えたいです。

 

 

 

最近観た映画

BSで放送されていた「ターミネーター2」の字幕版を観ました。やはり素晴らしい作品で、何度も視聴できる傑作だと思います。

 

敵である液体型のターミネーターが非常に怖いですよね。表情を変えず、一言も言葉を発しない状態で延々と追いかけてくる姿はトラウマになってしまうのでは。

絶望感に関しては1に軍配が上がると思うのですが、エンターテインメントとしては2のほうが好きかもです。

 

シュワちゃん演じるT-800と少年ジョンの友情もとてつもなく素晴らしい。

ターミネーターは、人間の手によって作られた機械(スカイネット)が反乱を起こす設定がありますよね。機械と人間は絶対に分かり合えないのではないか…、身勝手な人間が作り出した機械が世界を征服するしか未来はないのか…など、私たちがまだ見ぬ未来に警鐘を鳴らしているとも言える。

 

だけど、人間と機械はT-800とジョンのように分かり合えるし、かけがえのない友達のような存在になることだってできる。上手く協力すれば人間と機械が共存できるのではないか…。というストーリーにも見えます。

 

ほんと、T-800とジョンの関係が好きですね。