キリンリキのしっぽのアレが考える

もふかのポプリ

f:id:kiitosgirafarig:20180404175826j:plain

【タイトル】 もふかのポプリ

【作者】   喜月かこ

【連載誌】  月刊COMICリュウ

【関連】   人族 獣人 匂い もふもふ

 


 

※ネタバレ注意

 

 

「もふかのポプリ」は、人族(人間)と獣人族(犬・猫など)が存在する世界観

「種族戦争から50年経った」とセリフがあるように、お互いの仲はよろしくありません。

未だに差別意識が人族と獣人族の間にありますが、差別意識を感じさせないミカ(人間)とケイ(獣人)の〝もふり〟〝イチャコラ〟が見られる。そんなイチャイチャからは、差別だとか、見た目の違いはどうでも良くなる。(見た目の違いによるギャップ萌えはもちろんあります)

 

ミカの母親が突然、人間から獣人の姿に変身してしまう(一巻では理由は分からない)

今なお人族と獣人間で差別意識が根強いので、人目を避けるために母の友人を頼りに引っ越してきた獣人たちが住む町「六色町」。

 

そこで、綺麗な空色に瞳をした女性の獣人「ケイ」と出会います。

ケイはキリっとしたイケメンの獣人で、最初はミカに対してツンケンとしていますが、人間であるミカの匂いに夢中になってマタタビを嗅いだ猫のような感じでミカに抱きついたりする。

ケイは子供の頃から〝匂い〟が分からないらしく医者に通院しているみたい。そんなケイがミカの匂いは認識できたので、リハビリとしてミカの匂いを嗅いだり抱きつく。

ミカもケイのふわふわのしっぽをもふもふして遊んだりと…そんなシーンからも、ケイとミカのイチャイチャにニヤニヤできました!

 

f:id:kiitosgirafarig:20180406012048j:plain

もふかのぽぷり1 喜月かこ 株式会社徳間書店 2018年2月1日発行(コミックシーモア版) P101

 

「もふかのポプリ」は〝匂い〟も一つの大きな要素になっていると思いました。 

作中では人族のミカの匂いを積極的に嗅ごうとする獣人族の皆さんがいて、まさにミカがマタタビのような存在なのです。(中には匂いに反応しない獣人もいる)

 

また、人間のミカが様々な種族の獣人たちが通う「六色女子高校」に転入します。

もちろん、ケイも六色女子高校に通う生徒であり、学校の中でもイチャイチャが堪能できて幸せ。

 

ケイの友人で猫の獣人ミヤコちゃん、ミカの匂いに反応しないカラス姿のホシノさん

学級委員でダイエット中のうさぎの獣人ナナさん。爬虫類の種族もいます。

 

多種族の獣人たちが通っているので、次にどんな種族の獣人が出てくるのか非常に楽しみです。

ミカに好意的な獣人がほとんどですが、やはり中には人族のミカを快く思えない獣人たちもいるみたい。

 

「もふかのポプリ」は「人外」にジャンル分けされる作品ですが、恐らく、描かれているのは人間社会と同じような感じの生活です。

獣人たちを人間に置き換えて考えた時に違和感はありませんし、傍からみれば人族と獣人という違いは気にならず、上手くいけば共存できるのではないかと考えてしまう。

だけど、そう話が上手く進まないのが人外ジャンルの特徴であると思うのです。

話が進むにつれて、50年前の戦争・種族間の問題が話されると思うので続きが気になりますね。

 

ケモノの女性と人間の女性

人を選ぶジャンルであり、敬遠されてしまうのは理解しています。

しかし、多種族の獣人たちを見ているだけで楽しく、ミカとケイの百合のような関係も素敵だなと。

 

タイトルと表紙にピンと来た方に読んでほしい…

そんな作品ではないでしょうか!