キリンリキのしっぽのアレが考える

なるほど…

最近〝共感性羞恥〟という心理学で用いられる言葉を知りました。

 

これは他人の失敗した場面、「恥ずかしい!!」と思ってしまう場面が苦手で、とてもじゃないけど見ていられない。

そのように、他者の感情だとか気持ちを考えて、まるで自分が体験したかのような感情になる。当事者ではないにも関わらず、その場から逃げ出したくなる。

 

症状例は様々で〝これだ!〟という決定的な症状はありません。

現在でも研究中の心理らしいらしい…

 

 

例えば、コンビニのレジで新人スタッフが清算を失敗するところが見たくないから、ベテランらしきスタッフのレジが空くまで店内をうろつくなど

 

テレビで放送するドッキリ番

若手の芸能人が大御所芸能人に理不尽に怒鳴られるドッキリ

 

旅番組でよくある、知らない相手の家に「泊めてください」

 

バラエティでアポなしで飲食店を巡り、芸能人が取材交渉をするシーン

 

街で歩く人に声を掛けてインタビューをするシーン

 

少し話が苦手そうなゲストがいて、話をふられて上手く言葉が出せないシーン

 

ドキュメンタリー番組・警視庁24時など

 

 

 

 

創作物

 

ミュージカルでいきなり歌いだすシーン

また、突拍子もなく歌いだすキャラクター

 

キャラクターのセリフ回し、セリフにおける行間が合わない

 

学園祭を含めて、楽器演奏や歌を披露するシーン→失敗したらどうしよう…

 

学園祭によくいる実況を行う人物のセリフ

 

アイドルがテーマの作品で披露されるライブシーン

 

何も悪いことをしていないのに誤解され、酷い目に合わされる

 

仲がよいキャラが喧嘩するシーン

 

温厚な人物を怒らせて周りが静かになる

 

寝ぼけて授業中に大きな声で叫んでしまい、周りが静かになる


 

私もそれっぽい症状を書きだしてみました。

修羅場なる場面に遭遇すると、それが当事者ではなくても逃げ出したくなりますし、非常にショッキングなんですね。

 

また、テレビ番組が得意ではない方は、特に民放の番組はとてもじゃないけど視聴していられず、テレビと距離を取っている方も多いのではないでしょうか。

 

これはまさに、共感性羞恥に似ている感覚を原因じゃないのかと考えています。

ドッキリや失敗、バラエティ特有である独特のノリ。

大御所が怒鳴る。アポなし訪問など、大小関係なく修羅場が多すぎるんですね。

 

 

私はアニメや漫画でも、共感性羞恥のような感覚になる時がたくさんあります。

 

学園祭でのライブシーンがある作品は、そのライブシーンが観れないんですね。

これは〝失敗したらどうしよう〟という心配、学生時代にリアルで経験したあの〝白ける〟感覚が蘇ってとっても辛い。

 

 

何処かで発言したことがあるのですが、ゲーム会社を舞台にした「ニューゲーム」。

「桜ねね」通称〝ねねっち〟という可愛らしいキャラの行動一つひとつが見てられず、いつ怒られるか神経を研ぎ澄ませながらアニメを観ておりましたw

別にねねっちがキライな訳ではなく、むしろ好きです。だけど、彼女が失敗するシーンや「いつ厳しく叱咤されるのか」という心配で、どうしようもなくなってしまうんですね。

 

 

 

リアルではもちろん、創作物のあらゆる作品で起きる感情です。

特にドッキリ系や、

まだ何も分からない人間を、その事柄を熟知した人間が、分からない人間のことを厳しく叱咤するシーンが見ていられません。

 

正直言って、自分が弱い心を持つ人間だから

これでは社会の中で生きてはいけない…

そう思ってしまう人も少なくありませんし、私も当事者でもないのにショックを受けたり途中で視聴を辞めてしまう、シーンをカットする行為が異常であると思っていました。

 

本当に生きづらい、作品を楽しめない気持ちで厄介です。

 

 

まだ症状は研究中で、本当は自分がおかしいだけかもしれません。

私は今でも、ただ単に変なこだわりを持っているだけと考えております。

 

だけど、世の中で細かい違いがあれど、似たような症状を持つ方がたくさん存在したこと。

心理学で共感性羞恥という名前を知って、気持ちが少し楽になることができましたね。