キリンリキのしっぽのアレが考える

花やつばめ 1

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【タイトル】 花やつばめ

【作者】 浅岡キョウジ

【連載誌】 月刊COMICリュウ ※連載終了 最終第2巻が2018年6月13日に発売

 

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【感想】

和を感じさせる美麗な表紙デザインが特徴的

「レトロおねショタ」という新たなジャンルを生んだ本作は、才能の限界を感じて後がない女流画家「白崎 蓉子」と、蓉子の前に突然現れた美少年「本郷みつき」との交流を経て、自分の絵と向かあっていきます。

 

芸術作品のように美しい みつきを描けば、何かが変わるのではないか…という、謎の美少年に翻弄されてドキドキしてしまう蓉子。それを知ってか知らぬか…グイグイ顔を近付けるなど、おねショタ成分がしっかり描かれております。

 

翻弄するだけに見えるの みつる が、思い悩む蓉子を気遣う姿は、彼の登場時と比べてギャップを感じます。

お互いが少しずつではありますが、作業を共に行うことで信頼関係ができで、両者がフッと笑うシーンは素敵ですね。

 

蓉子は画家として先に進むためには、同じ画家の兄に自分で描いた絵を認めさせないといけません。プレッシャーがある人生ですが、兄が「絵が描けない原因はお前だ」と指摘され、技術より大切なものを模索する。

そんな良い絵を描くために技術より大切な思いであったりが、美少年みつるを通じて蓉子学んでいく。両者が存在して初めて理解できた要素があるのでは、と、本作を読んで強く感じました。

 

「花やつばめ」は、ことわざの「梅やうぐいす」をもとに作られたタイトルらしいです。

「梅やうぐいす」は〝二つが合わさり調和するたとえ〟〝二つの取り合わせのよいもの〟という意味があります。

梅に鶯 - 故事ことわざ辞典

 

梅は美しさを感じさせる花に、うぐいすは少年のようなイメージを与える〝つばめ〟に浅岡先生は置き換えたらしく、私はこのタイトルをおかずに白飯3杯はいけるほど、優れたタイトルであると思いましたw

 

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※同作者の「お姉さんの食卓」も気になります。

 

 

また、浅岡先生の切り絵のような可愛らしい絵も好きで、思わず手に取りたくなるような表紙のデザインも素敵なのです。

 

特に女性にオススメしたい作品ですが、もちろん性別関係なく男性でも楽しめると思います。

 

機会があれば、浅岡先生の素敵な絵とレトロおねショタな世界観を堪能してみては如何でしょうか。